砂糖の豆知識

砂糖は、人の体に必要不可欠

皆さんは、勉強やスポーツなどでクタクタに疲れたときに、甘い物が欲しくなったことはありませんか? それは、砂糖が、脳や筋肉の活動や疲労回復のために、必要不可欠なものだからです。

まずは、脳。
脳は、たとえ寝ている間でも、休み無く24時間活動しているため、どの臓器よりも多くのエネルギーを消費します。 しかし!そのエネルギー源となるのは、なんとブドウ糖だけなんです。

そして筋肉。
運動で筋肉を使う時などには、多くのブドウ糖が必要です。そのため、ブドウ糖が不足した状態だと、低血糖となり疲労度が増してしまいます。 運動直後に砂糖を摂ると、運動中に失われた糖をすばやく補充してくれるので、疲れを早めに回復させることができます。

こんなにも、体にとって大切な砂糖。自分の身体の状態を見ながら、上手に摂取していく必要がありますね。

子供の健やかな成長にも、欠かせない砂糖

お子さんが甘いお菓子ばかり食べていると、「もうダメ!」と取り上げてしまうこともあるかと思います。 確かに食べすぎは良くないですが、子供の健やかな成長のためにも、砂糖は大切なんです。

前説で、砂糖は脳の唯一のエネルギー源であることに触れましたが、特に、成長過程にある子供の脳は多くのブドウ糖を必要とするので、糖分が足りないと、脳の成長が妨げられる恐れがあります。 また、タンパク質と砂糖を同時に摂取すると、セロトニンという脳内物質の合成が促進され、学習・記憶能力をアップすることもできるんですよ。

さらに、砂糖には、脳内の神経物質に働きかけることで心を安定し、リラックスさせる効果まであるんです。子供の情緒不安定を防ぐためにも、砂糖のような糖質は重要な働きをします。

毎日のおやつなどで、糖質を効率的に摂取させてあげたいですね。

砂糖を食べると、虫歯になる?

チョコレートなどの甘いものを食べると虫歯になる、という話をよく聞きますよね。 しかし虫歯の原因は、「歯垢(細菌のかたまり)・糖(食事)・糖質が歯に停滞する時間」の3つで、1つでも欠けていれば、虫歯にはなりません。

砂糖を間食として頻度を多く、ダラダラと摂ると虫歯の発生率が急激にあがるので、きちんと時間を決め、歯磨きをしっかりすることで予防する事ができるのです。

糖尿病と砂糖

糖尿病は、甘い物の食べすぎが原因であると思われがちですが、実際は、遺伝的要因や、内臓肥満、運動不足、脂肪の摂りすぎ、ストレスなど、様々な要因がからんでいる病気です。

また、食べ物がどの程度、血糖値を上昇させるかという欧米での調査から求められた目安(GI=血糖指数)を見ると、砂糖そのものはスナック菓子よりもはるかに低いという結果が出ています。

砂糖だけを悪者のように制限するのではなく、一つの食べ物の過剰摂取を避け、バランスの良い食生活を送ることが、病気の予防に大切になってきます。

砂糖を使って、ダイエット!

「甘いものは、太るし・・・」と、敬遠されている人、いらっしゃるかと思います。 ところが、甘いものを上手に摂取すれば、反対にダイエットの味方にすることができるんです。

実は、空腹感とは、血糖値が高く・低く変化することによって生まれます。 空腹感・満腹感をつかさどるのは、脳にある満腹中枢と、飢餓中枢ですが、これが血液中のブドウ糖量によってコントロールされているんです。

そのため、食事の量を少なめにしても、食後のデザートに甘いものを少量食べると、すみやかにブドウ糖が満腹中枢に働きかけ、十分な満足感を得ることができます。 反対に、食事の前に、甘いものを少し食べておくのでもOK。

甘いものを効果的に摂って、食べすぎを防ぎましょう♪

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